RetroTink2Xが届いたのでGBIをテスト
mini HDMIやmicro USB探していたので時間がかかった。
購入時期
注文1/4 到着1/21
本家が2月までお休みなので、小売店から購入。
https://www.retrotink.com/の一覧を一通りみて、安かった https://videogameperfection.com/products/retrotink-2x/より購入
クレカの明細からだと、値段は11,723円。本家は99ドル89ドル+送料
追記) RetroTink2X Proが誕生し、普通のHDMIケーブルに対応したのと、インプットスイッチが自動認識になりました。USBでファームウェア更新など良さそうな点がたくさんあります。(他にもあるかもしれませんが)
続きを読むRetrode2届いた
注意:吸い出ししたROMファイルは私的利用のみ認められています。配布、譲渡などは違法行為となります。 https://www.retrode.org/ 2013年に発売停止、2016年に版権で生産再開したようで、マニアにはありがたい。 販売しているのはここ。https://www.dragonbox.de/en/
ファームウェアも更新されたり、NES Pluginも予定していたりなかなか進化している。でも今生存してますか?
メリット
1.OS依存性がない
吸い出し機って、ハード買って、吸い出しソフトウェアがexeで結局windows限定ってなることが多い。これはドライブに表示されたのをコピーするだけなので、どの環境でも実行できる。(でもエミュってwindowsばっかりなので、OSXの方向け?)
2.保管しやすい
しっかりしたカバーがプラグインにもついているので、かなりありがたい。
3.安い
プラグイン全部込み揃えても、約1.3万?安い!
デメリット
たぶんないが、入手困難なぐらい?
購入期
1/4注文,1/17着 最安だったのにDHLとはやる~と早めに到着。梱包もしっかりしていて、安心。
やっぱり新品だと驚き、生産中止情報はいかに。付属物はRetrode2本体、USB、その他プラグインでコントローラーはついてこない。でもSFCが使えるのが良い。
吸い出してみよう
USB接続すると、Dドライブで出現して、その中にコンフィグファイルとROMとセーブデータが入っている。 GenericRomInSegaSlot.dat,2600Cartridge.a26と所持しているソフトがうまく認識されない。 接触不良で認識されないものもあったり一旦諦める。
アルコールを買ったり、ファームウェアからアップデートすることに。
ファームウェアアップデート
Retrode2-v0.25a.zipをダウンロードしておいた。
Windows 10 Home
https://www.mdnomad.com/game/md/environ/retrode2_firm_update_win ここの手順を踏んだ。
4.4でCould not find usb deviceとなってしまった。Win10最新バージョン(2020/1)だと厳しそうなので、Ubuntuで実行することに。
Ubuntu 18.04
https://www.retrode.org/documentation/firmware/ に従う。
https://zoomadmin.com/HowToInstall/UbuntuPackage/dfu-programmer のようにdfu-programmerをインストール
手順を追ってReset押しっぱ,HWB押しっぱ,Reset離す、HWB離す。
ctrl+alt+tでターミナルを開く。
$sudo dfu-programmer at90usb646 get product-revision
Product Revision: 0x82 (130)
と表示された。(接続確認)
$sudo dfu-programmer at90usb646 erase
で進む
両方共sudo入れていないとusb device not foundのようなものが表示されるため注意
$sudo dfu-programmer at90usb646 flash /home/hyu/Retrode2-v0.25a.hex(ここはpath)
Validating... 56802 bytes used (99.05%)
と表示されResetボタンを押す。これで完了。
Windowsに戻ってまた吸出し。 RETRODE.CFGをみると、Retrode .25a - Configと書かれてあった。 ファームウェアアップデートは成功。
再び吸い出し
吸い出し方法はDドライブ(Retrode2というデバイス)のファイルをコピーするだけで数秒で完了、saveファイルも取得できた。
ROMチェッカーでもちゃんと反応した。
入れ替えるときは、カートリッジを入れ替えたあとRetrode2のRESETボタンを押すと、Dドライブが新しく開いて中身が更新される仕組み。
掃除をしっかりして、GBプラグインにして時空の章を読み込むと無事成功。 不良ではないという安心を得つつ、N64リベンジへ。ずっと裏向きが原因で失敗だった。裏向きセットはSFCのみで他は表で、無事成功。色々吸い出しができて一安心。
ほとんど認識したのでそういう点も好評価。性能が悪いとなかなか認識してくれない。
吸い出しに要した時間
n64 1,2分 GB すぐ SFC 10~20秒 平均的な速さ。(容量によって変化する)
とりあえず在庫あれば買っておくのがおすすめです。
未検証事項
GDQ,CRTやめるってよ
標準では液晶(LCD)を使用します。希望があればブラウン管(CRT)でも問題なく使用できます。徐々に減らすので、数年はCRTありが続くと思いますが、いつなくなるかわかりません。
遅延はなんとかしてブラウン管並に近づけているみたいです。(詳細な説明なし)もしかしたらSDAに書いてるかも?
この発表はそこまで衝撃的ではなく、なるべくしてなったのだと思います。以下に挙げている理由は妄想です。
1.持ち運び
ブラウン管は持ち運びに不向きで、液晶のほうがずいぶん楽です。
2.経年劣化
もう生産されていないブラウン管をいつまでたくさん用意するか?とも考えるといずれ移行が必要です。
3.時代の変化
WiiUやPS3までは殆どコンポジットでもキャプチャ可能で、ブラウン管でも支障はありませんでした。
コンポジをHDMI変換するアップスキャンコンバータは高価なフレームマイスターしか選択肢がなかったり、液晶が遅延に関してそこまで高性能ではありませんでした。(液晶に関しては知識がない)
PS4,SwitchがHDMIでしか出力できないこともあり、今後を見据えるとモニターを変える意味で、セットアップへの影響があります。 フレームマイスターよりも安価なOSSCやRetroTinkなど低遅延が実現できるのアップスキャンコンバータも登場しました。遅延が1ms以下のゲーミングモニターも珍しくありません。
- 実際に比較してみた(ゆとりんさんの動画より)
液晶でもほとんど遅延を感知できないレベルまでなっています。ブラウン管に固執するというより、それ以外の環境でもできると挑戦的な試みで、他のSpeedrun Marathonへ大きく影響を与えそうです。(なんなら自分が使いたい)これからRTAする人で、環境が揃っている人ならアップスキャンで済む話なので、それらの層も参入しやすいのかもしれません。
この移行が成功することを期待しつつ、現地に行った人にはぜひとも環境構築を聞いて教えてもらいたいものです。
GDQに行くための予備知識 version2.2
参加したわけではないですが、流れを簡単に書いておきます。 誰かに一々説明するのも手間なのでこれを渡してもらうと楽かなと。
準備自体は他の海外イベントもこんな感じです。
今まで日本から行った人はそんなにいません。GDQプレイヤー向けに記述していますが、参加者でもホテルの予約までは共通です。
見出しから判断して時短を図ってください。(質問がでないように細かく書いたつもりです)
8/31 間違いや曖昧なところを修正したり、具体的に書いたり、情報をいただいていくつか更新しました。
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