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GDQ,CRTやめるってよ

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AGDQ2020から走者へのメールより

標準では液晶(LCD)を使用します。希望があればブラウン管(CRT)でも問題なく使用できます。徐々に減らすので、数年はCRTありが続くと思いますが、いつなくなるかわかりません。

遅延はなんとかしてブラウン管並に近づけているみたいです。(詳細な説明なし)もしかしたらSDAに書いてるかも?

この発表はそこまで衝撃的ではなく、なるべくしてなったのだと思います。以下に挙げている理由は妄想です。

1.持ち運び

ブラウン管は持ち運びに不向きで、液晶のほうがずいぶん楽です。

2.経年劣化

もう生産されていないブラウン管をいつまでたくさん用意するか?とも考えるといずれ移行が必要です。

3.時代の変化

WiiUPS3までは殆どコンポジットでもキャプチャ可能で、ブラウン管でも支障はありませんでした。

コンポジをHDMI変換するアップスキャンコンバータは高価なフレームマイスターしか選択肢がなかったり、液晶が遅延に関してそこまで高性能ではありませんでした。(液晶に関しては知識がない)

PS4,SwitchがHDMIでしか出力できないこともあり、今後を見据えるとモニターを変える意味で、セットアップへの影響があります。 フレームマイスターよりも安価なOSSCやRetroTinkなど低遅延が実現できるのアップスキャンコンバータも登場しました。遅延が1ms以下のゲーミングモニターも珍しくありません。

  • 実際に比較してみた(ゆとりんさんの動画より)

液晶でもほとんど遅延を感知できないレベルまでなっています。ブラウン管に固執するというより、それ以外の環境でもできると挑戦的な試みで、他のSpeedrun Marathonへ大きく影響を与えそうです。(なんなら自分が使いたい)これからRTAする人で、環境が揃っている人ならアップスキャンで済む話なので、それらの層も参入しやすいのかもしれません。

この移行が成功することを期待しつつ、現地に行った人にはぜひとも環境構築を聞いて教えてもらいたいものです。